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LAYER PAINTING

 

​世界はあらゆるレイヤーで構成されています。

この作品のテーマとしていること、それは『繋ぐ』ということであります。情報化社会の中では膨大な情報が溢れており、あらゆる情報から取捨選択したものを繋いでみると何らかの意味が構成されます。

 別々の物の組み合わせで自分なりの構図を作り、ポエジーを感じられるかがこの作品の目的です。

 最初は関係性のない画像を組み合わそうとしていましたが近作は一つのモチーフの二面性、例えば生と死などを意識して制作しています。

 20号の作品は妻が飼っていたフェレットの寝ている姿とその骨です。

10号の作品は庭で育てているバラの花が咲いた状態と枯れた状態です。

 生と死を意識した時に両方に焦点をあてるためにはレイヤー構造が効果的であると思えます。

 作品を見た人が何らかのポエジーを感じてくれたら良いと思います。

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